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「モチイエ女子」、ありだと思う。

つい最近まで、女性がひとりで家をもつって
ごく少数派で、ちょっと変わってると思われていた。
マイホームをもつことは、家族の幸せと考えられていた。

いったい誰がそんなことを決めたんだろう。

女性が家をもつって、あんがいあたりまえじゃない?

そんな声が聞こえてきそうなほど、
今、ごくフツーの女子たちが、じぶんの家を買う時代になっています。

家というホームグラウンドを手に入れ、
これまで以上にパワフルに、イキイキと輝いてる「モチイエ女子」。

そんな新しい女性たちが増えれば、この国はもっともっと元気になるから。
なによりそんな未来が、素敵でおもしろそうに思うから。
私たちはこの「モチイエ女子project」を通し、
その生き方、あり!と宣言します。

モチイエ女子web

    女子イエナカ研究所

    「女子イエナカ研究所」とは、女子の“家の中での生活実態”を調査している機関。日本全国、数多くの女子がいるが、男子はもちろん、女子ですら自分以外の女子のイエナカ生活を知らないのが実情…。普段、会社や友達には見せないイエナカでの女子の実態をさぐることは、すなわち、女子本来の魅力をさぐることなのである。女子イエナカ研究所の研究員3名は、全員女性。家の住み方も、性格も異なるこの3人が、ベールに包まれた女子のイエナカ生活をつまびらかに報告する。

    【 モチイエ女子 主任研究員 】

    【 モチイエ女子 主任研究員 】

    イヤなことがあっても寝ればリセットできるタフさと明るさを持っている。滅多なことでは怒らない大らかな性格。30歳のとき、家でゴキブリを発見したことを機に引っ越しを決意し、賃貸ではなく家を購入。

    【 賃貸一人暮らし 研究員 】

    【 賃貸一人暮らし 研究員 】

    後輩からも先輩からも頼られるしっかり者。仕事が楽しくて仕方ない時期を迎え、毎日忙しく過ごしている。悩みを人に相談することはあまりしないタイプ。でも実は寂しがり屋。今住んでいる賃貸マンションのお風呂が狭いことがちょっと不満。

    【 実家暮らし 研究員 】

    【 実家暮らし 研究員 】

    マイペースな性格で、読モ経験があるほど可愛い。意外としっかり者で、物怖じすることなく、思ったことはズバズバ言えるタイプ。日本酒が大好き。実家在住で、両親と弟との4人暮らし。実家には結婚するまでいるつもり。

    第Ⅰ期・第Ⅱ期 女子イエナカ白書 バックナンバー

    第Ⅰ期
    • 第一部「行動報告」
    • 第二部「管理・運営報告」
    • 第三部「物品・資材報告」
    • 番外編「モチイエ女子の生態報告」
    第Ⅱ期
    • 第一部「イエナカ時間使用実態報告」
    • 第二部「イエナカ金銭使用実態報告」
    • 第三部「イエナカ関心使用実態報告」
    • 第一部
    • 第二部

    第二部 「イエナカ歳時記・夏」目次 第Ⅲ期

    第二部 調査会議 議事録

    イラスト=まずりん

    第一章

    夏の自宅における裸族率は「家にいる時」「お風呂上がり」「寝る時」のいずれにおいても、モチイエ女子が最も高く、モチイエ女子の、服を着ない気ままライフを楽しんでいる様子がうかがえる。背景としては、モチイエ女子の住宅環境は防犯性が高いなどの理由から、家の内外からの人の目を気にしないで、気ままに暮らせているのではないかと推察される。実家女子の裸族率が低いのは、家族と同居していることのハードルによると思われる。

    夏はすぐに服着れないよねぇ、特にお風呂上がりは。汗が引いてからじゃないと気持ち悪いもん。

    いいなぁ、私も本当は裸でウロウロしたいんですけど、家族がいるのでバスタオル巻いてウロウロしてます。

    それは、ほとんど裸なのでは…。アタシの家は脱衣所ないですからね、風呂出た瞬間に窓のある部屋にインだから、
    外の気配が気になるんですよね。

    えー、クーラーのきいた部屋で、お風呂上がりにそのままビール。首からタオルかけちゃったりして。最高だよ!

    それでまさか、裸で寝てるんじゃないでしょうね。

    まぁ、素肌にひんやりシーツは至福だよね!

    第二章

    ご近所コミュニケーション経験率は「挨拶をする」「立ち話をする」など、言葉を発するコミュニケーションについては、モチイエ女子の結果が最も高く、反対に「誰とも一言も交わさない」はモチイエ女子が最も低い結果となった。ある程度の長い期間同じマンションに住むという意識や、同じマンションの所有者同士という意識から、自然とご近所づきあいしているモチイエ女子の様子がうかがえる。

    夏は帰省やバカンスで長時間家を空けることも多いからね。信頼できるご近所さんの目がある方が安心よね。

    アタシは隣に誰が住んでるのかも知らない。マンションの入り口に他の住人の人が入りそうになってたら、
    あえて時間おいてから入ります。

    仁見センパイの家のポスト、あまり表札出されてないですよね、そういえば。

    みんな自分のこと知られたくないんじゃないかと思って、挨拶とかしない方がいいのかなとか思っちゃう。

    モチイエだと何かとうまくやってきたいこともあるからさ。賃貸の時は、エレベーターで誰かと一緒にならないか心配で閉めるボタン連打してたけど、今はそんなことしなくなったな(笑)。

    大人になりましたね(笑)。

    第三章

    親戚の集まりへの参加意向・非参加意向とその理由を聴取したところ「参加したい」理由としては姪や甥などのちびっこに会えるからがいずれの居住形態においても最も高い結果となった(一人暮らし女子は、成人の親戚と会えるからと同率1位)。「参加したくない」理由としては自分の恋愛や結婚に関する話をされるからが、いずれの居住形態においても最も高くなった。参加したくない理由については、多くの項目で一人暮らし女子のスコアが目立つ結果。あまり親戚の集まりに積極的でない一人暮らし女子の様子がうかがえる。
    一方で「正直面倒なときがあるが、義理で参加している」はモチイエ女子が最も高い結果となった。

    あの帰省するたびに「結婚は?」って聞いてくるのは何なんですかね。他に話題あるだろ!っていつも思います。

    人類が誕生してから、連綿と続く伝統と歴史よ、仕方なし!

    「結婚の話はしないでください」って書いたTシャツ着てようかな。

    そこまでして帰省しなくていいじゃないですかー。

    まぁでも、1年に1度親戚一同の顔見るのも悪くないもんよ。特におじいちゃんおばあちゃんなんて、そんなときでもなきゃ話せないからね。かわいいんだ、うちのおばあちゃん。

    でも持田センパイの本当のアイドルは、甥っ子くんですよね。

    アイドルじゃない、天使だから。幼児の気持ちになりきって、甥っ子へのお土産選ぶのに毎回数時間かけてるよ(笑)。

    女子イエナカ研究所調査 第Ⅲ期 第二部 「イエナカ歳時記・夏」篇 調査概要

    本調査報告内で紹介されている“独身女性”についての考え方

    “独身女子”として紹介されているスコアは、本調査によって得られた結果をウェイトバックして算出した。サンプル数の関係上、エリアは「東京都/神奈川県/千葉県/埼玉県」に限定している。

    ※本調査報告内での持田研究員、仁見研究員、実原研究員の発言は個人的な見解であり、それぞれが「モチイエ女子」「一人暮らし女子」「実家女子」の代表性を担保したものではありません。

    BACK NUMBER

    • 第一部「イエナカ歳時記・梅雨」
    • 第二部「イエナカ歳時記・夏」

    第Ⅰ期・第Ⅱ期 女子イエナカ白書 バックナンバー

    第Ⅰ期
    • 第一部「行動報告」
    • 第二部「管理・運営報告」
    • 第三部「物品・資材報告」
    • 番外編「モチイエ女子の生態報告」
    第Ⅱ期
    • 第一部「イエナカ時間使用実態報告」
    • 第二部「イエナカ金銭使用実態報告」
    • 第三部「イエナカ関心使用実態報告」
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