など、「交通の利便性」と「生活の利便性」を兼ね備えたエリアは、資産価値が下がりにくいと言われています。

＜参考＞東京カンテイ 徒歩時間別 新築＆中古マンション坪単価（2010年10月28日）【 集計地域 】首都圏（東京都・神奈川県・千葉県・埼玉県）
【 対象物 】2000年以降に竣工した最寄駅から徒歩15分以内の新築マンション　専有面積30㎡未満、事務所用・店舗用のユニットは集計から除外

街が持つ「ブランド力」や、人を惹き付ける商業施設、文化的な歴史があるなど、「街の魅力」も資産価値を決める大切なポイントです。
「マンションPBR」などを参考にして、つねに上位に選出される「魅力的な街」はどこかを把握しておきましょう。

「マンションPBR」は、株価資産倍率（Price Book-value Ratio）をマンションにあてはめたもので、
ある期間に新規分譲されたマンションの価格が、中古市場に登場する時に新築当時の何倍になっているか
という数値です。1倍を超えていれば新築当時の価格よりも高い価格で売却することが期待できます。

＜参考＞東京カンテイ マンションPBRランキング（2014年7月31日）

将来にわたり高い居住性を確保できることが、不可欠な要素です。

近年、資産価値を決めるポイントとして注目され始めているのが「マンション内のコミュニティ」です。マンションの維持管理は、多くの場合、居住者で組織される「管理組合」によって実施されます。管理組合の運営や、マンション全体で何かを決める際の話し合いがスムーズに行われるためには、普段から良好なコミュニティが形成されていることが必要です。
管理会社がどのようなコミュニティ形成のための活動をしているか、といったことを把握しておくことも大切です。